スーツ地の会社、長大さんの倉庫と工場を訪問してきました。
こちらのオリジナルブランドの「スーパーテックス」とミミに刺繍された生地を、
往時に繊維関係だった我が家でも見たことがあります。
訪問の目的の1つは、次回のモデルの1人に、スーツ地で作ったキモノを着せたくて。
その素材を探しに行ったのですが、もちろん見せて頂けるところはどこでも拝見したいので、
広大な敷地の建物や工場道具の数々もスナップしてきました。
宮西の工場には、隆盛時に女子寮&男子寮にしていた建物もあり、
隣地にはすでに更地にされた染色工場の跡地が広がっていました。
いったい何人のひとが働いていたんだろう…。
織機の音が響き渡る工場エリアは現在も稼働中ですが、
なんとその上にも整理して開けたのだというフロアがもう一層あり、
300人くらいでラジオ体操できそう?な広大な空間がぽっかりと。
(写真です)
毎度のことですが、使ってない守衛小屋や階段の手摺や錆びた面格子を激写する私に、
「何を面白がってもらえるのかまったく読めないな〜。」と笑う若社長。
油で真っ黒だった工場用の木タイル床を、磨いて蘇らせたサンプル室など、
リノベーション事例の参考にもなりました。
キャリー用の赤箱、捨てないで出品してもらわねば…。